Glasscloudトップ弊社サービスのダウンタイム(障害時間)の考え方


弊社のサービスのダウンタイム(障害時間)の考え方




最近、システム障害、ネット障害でサービスの利用が出来なくなるニュースが相次いでいます。

ここでダウンタイム(障害で利用できなくなる時間)についての弊社の考えを述べさせていただきます。

インターネットを利用したクラウドサービスでは、大きくの以下5つのセクションで障害が起こる可能性があり、いずれの1つであっても発生するとサービス全体が利用出来なくなります。

1)光回線、インターネットプロバイダ、ケータイキャリアネットワークの障害
2)AWS、Azureなどのインフラクラウドの障害
3)弊社サービスにおける障害
4)弊社サービスと連携している他社サービスにおける障害
5)ユーザ各施設内のルータ、PCなどの障害


結論から申し上げれば弊社の考えとしては、事業規模、業種に関わらずダウンタイムの発生自体は避けらないと考えております。

1)においては、2023年に起きたNTT東日本の光回線障害は全国的に大規模なダウンタイムが生じました。同年、インターネットプロバイダ事業者のOCNが数時間に渡り障害が発生し、これは弊社の一部お客様が影響を受けました。
また、DOCOMOなどの大手ケータイキャリアネットワーク障害、専用回線ではありますが銀行ATM障害も同年に起こり、 世界最大手のAWS(米USのインフラサービス)は、年に数回比較的大きな障害が起こり、AWS利用している著名サービスが利用不能になるニュースが上がります。

弊社は独自インフラ提供していますので、上記障害の影響は受けづらいですが、NTT東日本の障害については、影響が無かったのは運がよかったとしか言えない要素です。

弊社サービスのダウンタイムの発生率、発生時間帯幅は業界でもトップレベルのクオリティと自負していますが、しかし、過去にどれだけ実績があっても、いつ何時、大規模な長時間のダウンタイムが発生するかは分かりません。

上記から、弊社のクラウドサービス利用においては、ダウンタイムが発生することは、一定の確率で起こることをユーザの方にも許容いただく必要がございます。

数十分で復旧出来ることもあれば、何時間単位で復旧出来ないケースもありえます。
弊社ではダウンタイム発生時においては、出来る限り迅速な復旧を全力を挙げて尽くしますが、ダウンタイム発生期間のデータ保証や、作業・業務の補填、個別対応はいたしません。

参考 弊社サービスの規約 第 27 条(クラウドサービスに対する責任)

大変心苦しい申し上げになりますが、ダウンタイムの発生自体を許容できない、あるいは発生してもお客さまが考える内容での個別の対応を要求したいという方は、納得する内容を確認できる他社サービスを検討いただくこともお薦めせざるを得ません。

上記の考えをご理解いただいた上、弊社サービスをご利用いただくことをお願い申し上げます。

何卒宜しくお願いします。

株式会社ソーソー 代表取締役 下野 友哉


[作成日 2023/11/30]